“酢川”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すかは50.0%
すか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
又この水を田に引くと稲作いなさくに害があるので、百姓にとつて此の川は一つの毒川だとつてよい。これを酢川すかは何時いつの頃からか名づけて来た。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
硫黄泉を源とする酢川すかはの橋から石を投げたりなんぞして、しばらく歩くと、道端に五六本のうるしの木がある。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
酢川すかおとし』の行為は法に触れるべきものであるが、『酢川おち』の現象は村民にとつては無くてはならぬ、はば一つの年中行事の如き観を呈するに至つた。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)