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郎苦叉鬼
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ラクシャキ
ふりがな文庫
“
郎苦叉鬼
(
ラクシャキ
)” の例文
これは
郎苦叉鬼
(
ラクシャキ
)
の
祟
(
たた
)
りであるとかあるいは
鳩槃陀鬼
(
クハンダキ
)
または
夜叉鬼
(
やしゃき
)
の害であるとか、あるいは死霊、悪魔、その地方の悪神等が祟りをして居るとかいうことをよく見定めて
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
ラサという所はラマだの
糸瓜
(
へちま
)
だのといいながら、
夜叉
(
やしゃ
)
や
郎苦叉鬼
(
ラクシャキ
)
のように肉を山のように積んで、俺達に
一臠
(
ひときれ
)
もくれんで自分ばかり喰って居る。こんな所は極楽も
糸瓜
(
へちま
)
もあったもんじゃない。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
そういう有様を細かに見て来たから、ラサ府を指して餓鬼の国といい、ラマすべてを
夜叉
(
やしゃ
)
である、
郎苦叉鬼
(
ラクシャキ
)
である、肉喰いの悪魔であると
罵倒
(
ばとう
)
したのは、あながち理由のない事ではございません。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
郎
常用漢字
中学
部首:⾢
9画
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
叉
漢検準1級
部首:⼜
3画
鬼
常用漢字
中学
部首:⿁
10画
“郎苦”で始まる語句
郎苦