“遮那”の読み方と例文
読み方割合
しゃな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「おお——遮那しゃなどの。おん身が鞍馬から姿をくらましたと聞いて以来、よそながら案じておったぞ」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遮那しゃなよ、おことも、はや十六とはなったぞよ。ことしは髪をおろさねばなるまい。出家は嫌いと云いおるそうじゃが、生れてより持って出た宿命、生い立ち、今の時勢など、もうわきまえがついたであろう。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遮那しゃなあっ、遮那っ」
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)