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遊行女婦
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うかれめ
ふりがな文庫
“
遊行女婦
(
うかれめ
)” の例文
対馬でこの玉槻という
遊行女婦
(
うかれめ
)
などは唯一の慰めであったのかも知れない。この一行のある者は帰途に病み、大使継麿のごときは病歿している。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
大宰帥
(
だざいのそつ
)
大伴旅人や、越中守大伴家持などと歌の贈答をしたという、名誉の
遊行女婦
(
うかれめ
)
がすでに奈良朝にあった。遊女と云うはけだしその略で、或いはそれをもクグツと云った。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
遊行女婦
(
うかれめ
)
は作歌することが一つの
款待
(
かんたい
)
方法であったのだから、このくらいのものは作り得たと解釈していいだろうか。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
「万葉集」に
遊行女婦
(
うかれめ
)
というのは遊女で、これまた一つの「くぐつ」であった。
特殊部落の成立沿革を略叙してその解放に及ぶ
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
この歌の「と」の用法につき、あられ松原と弟日娘と両方とも見れど飽きないと解く説もある。娘は
遊行女婦
(
うかれめ
)
であったろうから、美しかったものであろう。
万葉秀歌
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
婦
常用漢字
小5
部首:⼥
11画
“遊行女”で始まる語句
遊行女