途端はづみ)” の例文
『あらツ』と云つて驚いた途端はづみにおきいちやんは、ずるずると足を辷らしてどてから小川の中へすべり落ちました。
虹の橋 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
達磨さんの歌に鼠はびつくりした途端はづみに棚の上からころげ落ちました。しまつたと気がついてみると自分は達磨さんと一緒にお昼寝をしてゐたのでございます。
未刊童謡 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)
中学生のラケツトがんな途端はづみかぐんと来て
都会と田園 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)