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途端場
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どたんば
ふりがな文庫
“
途端場
(
どたんば
)” の例文
恐怖というのは
途端場
(
どたんば
)
での命のやり取りをさすものだが、伊兵衛を誰が襲ったとも考えられない。嫉妬と言ったところで、これには
髱
(
たぼ
)
がなければ話にもならない。
釘抜藤吉捕物覚書:08 無明の夜
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
おまけに
途端場
(
どたんば
)
へ来て死人に足でも生えたかしてまたしても御用筋が思わぬどじを踏んだこと、これらが種となって、一脈の穏やかならぬものがその胸底を往来していたのも無理ではなかった。
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
狂気ながらも
途端場
(
どたんば
)
へ来るとうまくさらりとかい潜るのが
例
(
つね
)
だった。
釘抜藤吉捕物覚書:05 お茶漬音頭
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
途
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
場
常用漢字
小2
部首:⼟
12画
“途端”で始まる語句
途端