途上とじょう)” の例文
黄昏たそがれの街の途上とじょうで会った時、百合子はチラと責めるように僕をてこう云ったが、歩きながら、例のように百合子は肩をさし寄せて、香料こうりょうにおいを運んで来る。
魚の序文 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
南洋旅行の途上とじょう信濃丸しなのまる船中にて
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)