“追随”の読み方と例文
読み方割合
ついずい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
辛苦して硝子ガラスの水槽の中に養わざる限りは、常に西海の珊瑚暗礁さんごあんしょうの底深く隠れ、もり刺網さしあみもその力及ばず、到底とうてい東部日本の雪氷の地方まで、我々に追随ついずいし来る見込はないのだが
剣では男谷下総守おだにしもうさのかみ、槍では高橋と並び称されて、幕末の剣雄中に、彼の槍法が断然異彩をもって他の追随ついずいをゆるさなかったのも、実に、彼自身が正直に「泥舟遺言」に云っている如く
剣の四君子:04 高橋泥舟 (新字新仮名) / 吉川英治(著)