追手濠おうてぼり)” の例文
城内の神尾が屋敷あたりまでひそかに入り込んで夜のくるのを待ち、追手濠おうてぼり櫓下やぐらしたへ来て濠端の木蔭に身をひそませている時分に、思いがけなく、濠の中からムックと怪しい者が現われて来ました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)