“近習頭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんじゅうがしら75.0%
きんじゅがしら25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義元のまわりには、幕将庵原将監いはらしょうげんがいた。そのおい同苗どうみょう庄次郎がいた。侍大将落合長門おちあいながとがいた。近習頭きんじゅうがしら沢田長門守、斎藤掃部助さいとうかもんのすけ、関口越中守などもいた。その他
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小野十太夫は近習頭きんじゅうがしらで百三十石、二十二歳で剣術道場を預かり、二十五歳で師範になった。
饒舌りすぎる (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
かれは午飯ひるめしの弁当を食ってしまって、二、三人の同輩と梅若塚のあたりを散歩していると、近習頭きんじゅがしらの山下三右衛門が組頭同道で彼をさがしに来た。
鐘ヶ淵 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)