“きんじゅうがしら”の漢字の書き方と例文
語句割合
近習頭100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
義元のまわりには、幕将庵原将監いはらしょうげんがいた。そのおい同苗どうみょう庄次郎がいた。侍大将落合長門おちあいながとがいた。近習頭きんじゅうがしら沢田長門守、斎藤掃部助さいとうかもんのすけ、関口越中守などもいた。その他
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小野十太夫は近習頭きんじゅうがしらで百三十石、二十二歳で剣術道場を預かり、二十五歳で師範になった。
饒舌りすぎる (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
宝暦八年、出三郎が二十七歳になった年、定高半兵衛が近習頭きんじゅうがしらをしりぞいた。長門守宗寿が在国ちゅうで、老職に転ずるのかと思ったがそうではなく、無役になったのである。
艶書 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)