辨證ヂヤレクチツク)” の例文
大宗教家と大哲學者とのごとき自在の辨證ヂヤレクチツクをなさむとするものは、大抵絶對の地位にありて言ふ。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
ハルトマンが某無意識哲學を作るや辨證ヂヤレクチツクの一道を避けて、歸納演繹の論理を用ゐき。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)