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轢死体
ふりがな文庫
“轢死体”の読み方と例文
読み方
割合
れきしたい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れきしたい
(逆引き)
その他の足袋の底と着物の裾に、すこしばかり泥が附いているだけで、
轢死体
(
れきしたい
)
としては珍らしく
無疵
(
むきず
)
な肉体が、草の中にあおのけに寝て、
左手
(
ゆんで
)
はまだシッカリと前裾を掴んでいた。
空を飛ぶパラソル
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
ある中年の商人は、夜、東海道線の踏切を通って、無残な女の
轢死体
(
れきしたい
)
を見たが、まだ
弥次馬
(
やじうま
)
が集まって来ない、たった一人の時、妙な洋服男が死体の側をウロウロしているのを見たという。
黄金仮面
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
「なあーンだ。君は妹の
轢死体
(
れきしたい
)
を引取って行った男じゃないか」
赤外線男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
轢死体(れきしたい)の例文をもっと
(3作品)
見る
轢
漢検1級
部首:⾞
22画
死
常用漢字
小3
部首:⽍
6画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
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