実際、あれだけの長い距離の間に、二人の人間がお互の存在に意識を持ち合つたのは、谷川へ降りた時あの時一度だけではなかつたのか。
一つ二つ短かい距離を行く間に「あみださま」に関した話をして聞かせた。
しかし距離は遠いらしい。かすかにかすかに聞こえるのである。
近い停車場へも十数里の距離があつて、東京の客なぞ登山の季節にも滅多に来ない。単調で奇も変もない山国の風趣が気にいつて、私は暫く泊ることにした。
“距離”の意味
《名詞》
距 離(きょり)
二つのものや場所の間の空間的な隔たり。
二つのものやひとの間の心理的・感覚的な隔たり。
(数学)二点を結ぶ線分の長さ。
(数学)ある集合の2つの要素 x, y から、次の4つの性質を満たす実数値関数 d(x, y) より算出される値。またはその関数。距離関数ともいう。上記のような意味の距離を一般化・抽象化したもので、幅広いものを距離として扱うことができる。
(出典:Wiktionary)
距 離(きょり)
(出典:Wiktionary)
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