赤漆塗あかうるしぬ)” の例文
おかみさんは赤漆塗あかうるしぬりのはちの上にざるを置いて、をけの中から半分つぶれた葡萄ぶだうの粒を、両手にすくって、お握りを作るやうな工合ぐあひにしぼりはじめました。
葡萄水 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)