護衛まも)” の例文
旧字:護衞
「嘉門様がお居でなさらあ。……素人の客人を護衛まもって行く俺らだ、喧嘩は不可いけねえ、解ったろうな」
剣侠 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
盗賊かせぎには持って来いの処だったのですが、しかし、何よりもタッタ一つ、一番恐ろしい番犬がこの柳仙の家をガッチリと護衛まもっている事が、最初から判明わかっているのでした。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)