謁者えっしゃ)” の例文
そして玉座と謁者えっしゃとの距離も、まったく間近まぢかであったから、正成の姿も、咫尺しせきおそれを、いちばいその背に平たくしていた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)