“諷詠”の読み方と例文
読み方割合
ふうえい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで日本には昔からこの自然の景色を諷詠ふうえいし、自然と共にある人間を讃美さんびした文学がたくさんあるように思います。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
ずっと後になって、三好達治氏が著した「諷詠ふうえい十二月」という本に、宋淵さんの、たらちねの生れぬ前きの月明り、という句が択ばれてあるのを見た。
西隣塾記 (新字新仮名) / 小山清(著)
良基は、歌が新しい淡雅な諷詠ふうえいをなしたところに価値を感じたのであろう。まるでうらはらの重点のおき方である。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)