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諂
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おも
ふりがな文庫
“
諂
(
おも
)” の例文
「いつでも」と、いう態勢を整えたので、いよいよ許都を発しようとすると、長史
董昭
(
とうしょう
)
が
諂
(
おも
)
ねって彼にこうすすめた。
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“諂”の解説
諂 (てん)(sa: śāṭhya、シャーティヤ)は、仏教が教える煩悩のひとつ。
心の邪曲。へつらうこと。自分だけの利益や世間の評判(名聞利養)を得るがために、他者をだまして迷わそうとして、私心を隠して人に媚びへつらい等など従順を装い、人の心を操縦する心である。もしくは、このような手段をもって、自分のなした過ちを隠蔽せんとする心である。
説一切有部の五位七十五法のうち、小煩悩地法の一つ。唯識派の『大乗百法明門論』によれば随煩悩位に分類され、そのうち小随煩悩である。
(出典:Wikipedia)
諂
漢検1級
部首:⾔
15画
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諂諛
諂曲
諂佞
諂媚
諂辞
辞色諂佞
阿諛諂佞