訪鐘ほうしょう)” の例文
玄関に備えてある撞木しゅもくをもって訪鐘ほうしょうをつく。取次があらわれる。いざなわれて通ると、名古屋因幡守は、又右衛門の早速の来訪に、斜めならぬ機げんである。よう来てくれた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)