覚醒めざめ)” の例文
旧字:覺醒
ベリー公についてわしが言った事柄の腹せだ。実に不名誉なことだ。だがまあ床について、静かに眠るがいい。ああ死んでしまった。これがわしの覚醒めざめだ。
私はむしろ彼ら頑迷なる上流社会の人々をして、その生活——ことに彼らの家庭生活の上に反省せしめ、かくして彼らをして覚醒めざめしめる一つの機会を与えたものとして痛快にさえ感じております。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)