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西門慶
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せいもんけい
ふりがな文庫
“
西門慶
(
せいもんけい
)” の例文
その日、
西門慶
(
せいもんけい
)
は留守だった。事実、店にも奥にもいないらしい。番頭たちはそれと告げて、武松の
血臭
(
ちぐさ
)
い風態の前に、おののいた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
というのも、近所
合壁
(
がっぺき
)
、
西門慶
(
せいもんけい
)
と金蓮のわけあいを知らぬはなく、どうなることかと、内心、
関
(
かか
)
り合いを極度に恐れていたからである。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
西門慶
(
せいもんけい
)
は、今日も
身装
(
みな
)
りを着かえていた。めかし頭巾も
紫紺色
(
しこんいろ
)
の、まるで俳優めかしたのをかぶり、少々は薄化粧などもしているらしい
匂
(
にお
)
い。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
西
常用漢字
小2
部首:⾑
6画
門
常用漢字
小2
部首:⾨
8画
慶
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“西門”で始まる語句
西門
西門前
西門唐門