褐媛かちひめ)” の例文
その青蓮せいれんの、他にぬきんでて丈の高い茎のうへにきりりと咲いてゐる凄艶せいえんなすがたは、じぶんによつて二王子・二王女の母となつたあの褐媛かちひめが、四度目の産褥さんじょくからつひに起たず
鸚鵡:『白鳳』第二部 (新字旧仮名) / 神西清(著)