“褊”の読み方と例文
読み方割合
すずし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錦織（にしごり）の判官代が、褊（すずし）一枚の若い白拍子を、横抱きにして躍り出したとたんに、瓶子（へいし）が仆れて土器（かわらけ）を割った。
あさひの鎧 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
褊（すずし）一枚の遊君白拍子は、悲鳴をあげて奥へ駈け込み、燭台を仆し盃盤を蹈んだ。
あさひの鎧 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)
（褊（すずし）一枚の女の体！　こいつを見るのは悪くないからなあ）
あさひの鎧 (新字新仮名) ／ 国枝史郎(著)