“裹（つつみ）” の例文
金を取られた上に截（き）られてたまるものか、さつきてめえの方の裹（つつみ）にちちうが有つたら赦（ゆる）さねえと云つたろう、有つたか、有りやあしめえ
いがみの権太：（明治二十九年一月、明治座） (新字旧仮名) ／ 三木竹二(著)
花道つけ際にて「どつこいしよ」と裹（つつみ）を左の肩にかけ、右に笠をさげ、足早に向うへ入る。
いがみの権太：（明治二十九年一月、明治座） (新字旧仮名) ／ 三木竹二(著)