“表道”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おもて50.0%
おもてみち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お浜は寝入った郁太郎を、かたえにあった座蒲団ざぶとんを引き寄せてその上にそっと抱きおろし、炬燵の蒲団のすそをかぶせて立とうとすると、表道おもてさわやかな尺八の音がします。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
彼女はそれを前掛エプロンの下にかくし、そつと建物の陰に添つて、表道おもてみちへ駈け出します。
けむり(ラヂオ物語) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)