“行逢(いきあ)” の例文
阿関は頭(つむり)の先より爪先(つまさき)まで眺めていゑいゑ私だとて往来で行逢(いきあ)ふた位ではよもや貴君(あなた)と気は付きますまい、唯(たつ)た今の先までも知らぬ他人の車夫(くるまや)さんとのみ思ふてゐましたに御存じないは当然(あたりまへ)
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)