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行者
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ぎようじや
ふりがな文庫
“
行者
(
ぎようじや
)” の例文
そのうちに大野屋の
惣領息子
(
そうりようむすこ
)
、すなはち要次郎の兄が
或
(
ある
)
人から
下谷
(
したや
)
に偉い
行者
(
ぎようじや
)
があるといふことを聞いて来たが、要次郎はそれを信じなかつた。
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
行者
(
ぎようじや
)
を
狐
(
きつね
)
つかひなどと
罵
(
ののし
)
つてゐながらも、今やその影を実地に見せられて、かれは
俄
(
にわか
)
に云ひ知れない恐怖に襲はれた。子供等がお化けだと叫んだのも嘘ではなかつた。
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
あくる日は弥助ひとりで再び下谷の
行者
(
ぎようじや
)
をたづねると、老いたる行者は又かんがへてゐた。
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“行者”の意味
《名詞》
仏道の修行をする者。
修験道の修行をする者。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“行者”で始まる語句
行者宿報設女犯
行者久
行者様
行者洞
行者杉越