トップ
>
行商
>
あきない
ふりがな文庫
“
行商
(
あきない
)” の例文
「見るところ、
旅摺
(
たびず
)
れした
面構
(
つらがま
)
え、
行商
(
あきない
)
も今日やきのうのことではあるまい。およそ侍屋敷などで、針など売れるものか否か、心得ておる筈」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ご覧の通り、手前どもの店は、表を張っておりませぬし、薬草は山で
製
(
つく
)
り、売子は春秋の二回に、仕入れた荷を背負って、諸国へ
行商
(
あきない
)
に出てしまいまする。
宮本武蔵:06 空の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『
戦
(
いくさ
)
のお蔭で、今年はこれで二度目の
行商
(
あきない
)
でさ。百姓衆にはお気の毒だが』
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“行商”の意味
《名詞》
行商(ぎょうしょう)
商品を持ち歩き、家庭などを回って売ること。また、そのような人。
(出典:Wiktionary)
“行商”の解説
行商(ぎょうしょう、peddler)は、特定の店舗を持たず商品を顧客がいるところへ運び販売をする小売業(サービス業)のこと。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
商
常用漢字
小3
部首:⼝
11画
“行商”で始まる語句
行商人
行商群