“血涙（なんだ）” の例文

病院から追はれ、下宿から追はれ、其残酷な待遇（とりあつかひ）と恥辱（はづかしめ）とをうけて、黙つて舁がれて行く彼（あ）の大尽の運命を考へると、嘸（さぞ）籠の中の人は悲慨（なげき）の血涙（なんだ）に噎（むせ）んだであらう。

破戒 (新字旧仮名) ／ 島崎藤村(著)

“血涙”の意味

《名詞》

強い怒りや悲しみがある時に出る涙。
(出典:Wiktionary)

“血涙”の解説

『血涙 新楊家将』（けつるい しんようかしょう）は、北方謙三の歴史小説。PHP研究所から刊行された『楊家将』の続編にあたる。「文蔵」に2005年10月号から2006年9月号まで連載されたものをまとめた上下巻の単行本2冊が刊行されている。
(出典:Wikipedia)

血	常用漢字 小３ 部首:⾎ 6画
涙	常用漢字 中学 部首:⽔ 10画