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蠅帳
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はいちょう
ふりがな文庫
“
蠅帳
(
はいちょう
)” の例文
弟は私たちに茶を勧めたのち、その不自由な下体を斜めにずって行って、
蠅帳
(
はいちょう
)
から瀬戸鉢を取出し、私たちの前に置きました。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
水屋か
蠅帳
(
はいちょう
)
へ一応入れて置かなければならない。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
水屋か
蠅帳
(
はいちょう
)
へ一応入れて置かなければならない。
猫と庄造と二人のおんな
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
“蠅帳”の意味
《名詞》
蠅などの虫が食物に寄り付くのを防ぎ、また風通しをよくするための器具。傘状の網でできた、折り畳み可能なものや、前面や側面に網を張った戸棚型のものがある。夏の季語。
(出典:Wiktionary)
“蠅帳”の解説
蠅帳(はいちょう、はえちょう)とは食事を一時的に保存するための工夫がなされた器具である。
「はえいらず(蠅入らず)」と呼ぶ地域もある。蠅帳・蠅入らずは夏の季語である。
(出典:Wikipedia)
蠅
漢検準1級
部首:⾍
19画
帳
常用漢字
小3
部首:⼱
11画
“蠅”で始まる語句
蠅
蠅叩
蠅取
蠅頭
蠅除
蠅男
蠅取紙
蠅営狗苟
蠅々
蠅払