“蟻塚”の読み方と例文
読み方割合
ありづか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二百の荷担ぎ——それに、車や家畜をふくめた長蛇の列が、イギリス駐屯軍の軍用電線にそうて、蟻塚ありづかがならぶ広漠たる原野を横ぎってゆく。
人外魔境:01 有尾人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
言い換えれば、あがむべき人と良心を託すべき人と、すべての人が世界的に一致して、蟻塚ありづかのように結合する方法である。
それもそのはず、蟻塚ありづかの中を手当り次第しだいにかき寄せるのと違いはない。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)