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蟠居
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ばんきよ
ふりがな文庫
“
蟠居
(
ばんきよ
)” の例文
木村重吉の胸裡に突然
蟠居
(
ばんきよ
)
したこの思ひは意外なまでに牢固として抜くべからざるものだつた。
吹雪物語:――夢と知性――
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
上川原野
(
かみかはげんや
)
を一目に見て、旭川の北方に連壘の如く
蟠居
(
ばんきよ
)
して居る。丘上は一面水晶末の樣な
輝々
(
きら/\
)
する白砂、そろそろ青葉の
縁
(
ふち
)
を樺に染めかけた大きな
檞樹
(
かしはのき
)
の間を縫うて、幾條の路がうねつて居る。
熊の足跡
(旧字旧仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
蟠
漢検1級
部首:⾍
18画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“蟠居”で始まる語句
蟠居相