蟇蛙がまがへる)” の例文
一条の滝があつて、その茶店でまた麦酒ビイルをひつかけてゐると、せばいいのに小せんが、でて来た大きな蟇蛙がまがへるへ石をぶつけた。
落語家温泉録 (新字旧仮名) / 正岡容(著)
「それや又精の出ることだね、何んとか言つた蟇蛙がまがへるの娘——」