螺釘ねじくぎ)” の例文
この恐ろしい場所の架台の上に悲しい荷を置いてから、二人はまだ螺釘ねじくぎをとめてない棺のふたを細目にあけて、なかなる人の顔をのぞいてみた。
エルリングは、俯向うつむいたままで長い螺釘ねじくぎを調べるように見ていたが、中音ちゅうおんで云った。
冬の王 (新字新仮名) / ハンス・ランド(著)
それは鉄の螺釘ねじくぎを方々に打ちつけて、上にはぎざぎざの鉄の忍返しのびがえしを打ってあった。なんという深い畏怖いふの感じを、それは起させたことであろう!
(13)ring-bolt ——綱などを結びつけるために甲板に取り付けられたかんのついた螺釘ねじくぎ。環釘。