トップ
>
蝸牛
>
くわぎう
ふりがな文庫
“
蝸牛
(
くわぎう
)” の例文
或は
蝸牛
(
くわぎう
)
の歩みよりも更に遅いものかも知れない。が、如何に遅いにもせよ、アナトオル・フランスの云つたやうに、「
徐
(
おもむ
)
ろに賢人の夢みた跡を実現する」
僻見
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
うわははははは、この
師直
(
もろなほ
)
は、鮒侍などと、旧い
摸型
(
かた
)
は行き申さぬ。当意即妙新案の、
蝸牛
(
くわぎう
)
紳士は、どでござる。いざ改めて、今宵の肴に、紹介申すと。戯れて、笑はすつもりも、御念が入つては。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
“蝸牛”の解説
蝸牛(かぎゅう、cochlea)とは、内耳にあり聴覚を司る感覚器官である蝸牛管(cochlear duct)が納まっている、側頭骨の空洞である。蝸牛管を指して「蝸牛」と言うこともある。この名は、哺乳類においては蝸牛がカタツムリ(蝸牛)に似た巻貝状の形態をしていることによる。なお、蝸牛はかたつむり管、あるいは渦巻管(うずまきかん)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
蝸
漢検1級
部首:⾍
15画
牛
常用漢字
小2
部首:⽜
4画
“蝸牛”で始まる語句
蝸牛角上
蝸牛廬
蝸牛氏
蝸牛虫
蝸牛庵主
蝸牛水車