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蜩
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かな/\
ふりがな文庫
“
蜩
(
かな/\
)” の例文
頭
(
あたま
)
の
映画
(
フイルム
)
がキラキラキラキラひつくりかへる、
蜩
(
かな/\
)
が鳴く、お百度参りが泣く、三味線が囃し立てる。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
目下の錯乱した官能には最早や轡虫と
蜩
(
かな/\
)
と、隣家の
自鳴鐘
(
めざまし
)
ときりぎりすとの区別さへつかぬほど昼と夜とが顛倒され、色触の世界にも何時しか夏と冬とが入れ代つて了つてゐる。
桐の花
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“蜩(ヒグラシ)”の解説
ヒグラシ(日暮、Tanna japonensis)は、カメムシ目(半翅目)・セミ科に属するセミの一種。日本を含む東アジアに分布する中型のセミで、朝夕に甲高い声で鳴く。
日本ではその鳴き声からカナカナ、カナカナ蝉などとも呼ばれる。漢字表記は蜩、茅蜩、秋蜩、日暮、晩蝉などがあり、秋の季語にもなっている。
(出典:Wikipedia)
蜩
漢検1級
部首:⾍
14画
“蜩”を含む語句
茅蜩
茅蜩殿
皆川蜩庵
蜩蝉
青蜩