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虚心
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うつかり
ふりがな文庫
“
虚心
(
うつかり
)” の例文
細君といふのは三十五六歳の
顏容子
(
かほかたち
)
も先づ人並の方であらうが、至つて表情に乏しい、乏しいといふより殆んど
零
(
ぜろ
)
に近いほど
虚心
(
うつかり
)
した風をして居るのである。
一家
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
お米の方はさすがにこの娘の性質で、同じ面白相に聽いては居たやうだが、相變らず默然とした沈んだ風で、見やうによつては
虚心
(
うつかり
)
してゐるものゝやうにも見ゆる。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
萬事母親讓りに出來て居る姉娘の
虚心
(
うつかり
)
したのは
虚心
(
うつかり
)
したままに
拗
(
ねぢ
)
けて行き
一家
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
“虚心”で始まる語句
虚心坦懐
虚心流
虚心平気
虚心風吟