藻塩草もしおぐさ)” の例文
宗碩そうせきの『藻塩草もしおぐさ』「さね木の花」(サネカズラの事)の条下に「さねきさなき同事也」と書いてある。
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
文字通りあちこちに散らばっていた藻塩草もしおぐさき集め、焼直し、蒸返したものなので、前後の脈絡を欠き、重複も一再ならずあって、必ずしも統一あるものと言えません。
早来はやこ・早来と啼く鳥の声を聴いて、悲しく怖ろしく道を急いでいると、いつの間にかその背の子が死んでいた。これは『藻塩草もしおぐさ』という本にある話で、多分知っている人も多いであろう。
いずくとも知らぬ逢瀬おうせ藻塩草もしおぐさ
また月村斎宗碩げっそんさいそうせきの『藻塩草もしおぐさ』には「浜木綿」の条下の「うらのはまゆふ」と書いた下に
植物一日一題 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)