“藤間”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ふじま55.6%
ふぢま33.3%
フジマ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大方新橋あたりの妓家ぎかならずば藤間ふじまが弟子のもとに遊べるならんと思ひしに、唐机の上の封書開くに及び初めて事の容易ならぬを知りけり。
矢はずぐさ (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
「結構な出来だつたね。大阪こちらにはあんな結構な舞があるのに、何だつて花柳はなやぎとか、藤間ふぢまとか東京風の真似ばかりするんだね。」
古典的な舞踊の流派は藤間フジマ西川ニシカワ井上イノウエ若柳ワカヤギ花柳ハナヤギ等それぞれのリサイタルをひらいている。
今日の日本の文化問題 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)