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藍万
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あいまん
ふりがな文庫
“
藍万
(
あいまん
)” の例文
装
(
なり
)
は南部の
藍万
(
あいまん
)
の小袖に、黄八丈の下着に茶献上の帯に黒羽二重の羽織で、至極まじめのこしらえでございまして、障子戸の外から
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
藍万
(
あいまん
)
とか、玉つむぎとか、そんな昔
流行
(
はや
)
った着物の小切れの残りを見てもなつかしかった。木造であったものが石造に変った震災前の日本橋ですら、彼女には日本橋のような気もしなかったくらいだ。
食堂
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
鼻が高くって眼がクッキリとして、眉毛が濃くって好い女です、斯ういう処に
燻
(
くすぶ
)
らして置くからいけねえが、これが東京の水で洗って
垢
(
あか
)
が抜けた時分に、南部の
藍万
(
あいまん
)
の
袷
(
あわせ
)
を着せて
霧陰伊香保湯煙
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
“藍万”で始まる語句
藍万筋