蔀窓しとみど)” の例文
目をあげて見る蔀窓しとみどの外には、しとしとと——音がしたたって居るではないか。姫は立って、手ずからすだれをあげて見た。雨。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)