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蓐中
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じょくちゅう
ふりがな文庫
“
蓐中
(
じょくちゅう
)” の例文
御米は産後の
蓐中
(
じょくちゅう
)
にその始末を聞いて、ただ軽く
首肯
(
うなず
)
いたぎり何にも云わなかった。そうして、疲労に少し落ち込んだ眼を
霑
(
うる
)
ませて、長い
睫毛
(
まつげ
)
をしきりに動かした。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
また読んでいる場所は書斎の
裡
(
うち
)
か郊外か
蓐中
(
じょくちゅう
)
かを忘れると云うのと同じ事であります。
文芸の哲学的基礎
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蓐
漢検1級
部首:⾋
13画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“蓐”で始まる語句
蓐
蓐頭
蓐食