“蒹葭堂”の読み方と例文
読み方割合
けんかどう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たまには蒹葭堂けんかどう無腸子むちょうしのやうな篤志家とくしかも出なんだではないが、この地にとばりを下した学者といふても多くは他国から入りこんで来た者であつた。
病牀六尺 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
後代あの蒹葭堂けんかどう等が支那明清みんしんのものに驚きの眼を開いたのも同じでした。彼等にとってそれは死んだものでなかったのです。活々いきいきした姿においてその美が眼を打ったのです。
民芸とは何か (新字新仮名) / 柳宗悦(著)