“蒔蘿（いのんど）” の例文

「さっさとしろ。バタなら戸棚だ。それからダーリヤに、胡瓜漬の壺へ蒔蘿（いのんど）を入れさせとけ。蒔蘿（いのんど）だぞ。こら、クリームに蓋をせんか。蠅がたかるじゃないか、頓馬！」

決闘 (新字新仮名) ／ アントン・チェーホフ(著)

“蒔蘿（イノンド）”の解説

イノンド（蒔蘿; 学名: Anethum graveolens）は、セリ科イノンド属の一年草または二年草。英語由来のディル (en: dill) の名でもよばれる。伝統的に使われているハーブの一種として知られ、種子や葉を香味料や生薬として用いる。魚料理との相性がよく、マリネやドレッシング、スープなど幅広く料理に利用され、種子は軽い辛みがあり、スパイスやピクルス液などに使われる。
リンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである（参照: #分類）。
(出典:Wikipedia)

蒔	漢検準1級 部首:⾋ 13画
蘿	漢検1級 部首:⾋ 22画