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葦簾張
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よしずば
ふりがな文庫
“
葦簾張
(
よしずば
)” の例文
小学時代に、夏が来ると
南磧
(
みなみがわら
)
に納涼場が開かれて、河原の砂原に
葦簾張
(
よしずば
)
りの氷店や売店が並び、また
蓆囲
(
むしろがこ
)
いの見世物小屋がその間に高くそびえていた。
涼味数題
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
河原へ突き出された
葦簾張
(
よしずば
)
りの仮小屋の入口に、下品な男が息んだ銅魔声を絞つて、暑さうに胸をはだけながらぞろ/\とくり込む群集から、大人五銭、小人二銭の木戸銭をとつてゐた。
父の帰宅
(新字旧仮名)
/
小寺菊子
(著)
葦
漢検準1級
部首:⾋
13画
簾
漢検準1級
部首:⽵
19画
張
常用漢字
小5
部首:⼸
11画
“葦簾”で始まる語句
葦簾
葦簾囲
葦簾戸