トップ
>
葛根
>
ツナネ
ふりがな文庫
“
葛根
(
ツナネ
)” の例文
天の八十蔭(天の御蔭・日の御蔭)
葛根
(
ツナネ
)
など言ふのは、皆屋の棟から結び垂れた
葛
(
カツラ
)
の縄である。やはり、室ほぎに胚胎した。其長いところから、生命の長久のほかひに使はれて居る。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
大殿祭祝詞註の所謂、室清めの
産飯
(
サバ
)
説も、葺草壁代の霊とする説も、尚合理臭い。此神の子として、若室
葛根
(
ツナネ
)
ノ
神(記)の名を伝へて居るのは、寧、
御饌神
(
ミケツカミ
)
即厨の神とする説の方がよい。
小栗外伝:(餓鬼阿弥蘇生譚の二)魂と姿との関係
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
梁は心の
栄
(
ハヤ
)
し、椽は心の整り、
蘆雚
(
エツリ
)
は心の平ぎ、
葛根
(
ツナネ
)
は命の堅め、葺き芽は富みの
過剰
(
アマリ
)
を示すと言ふ風の文句の後が、今用ゐて居る酒の来歴を述べる讃歌風のもので、酒ほかひの変形である。
国文学の発生(第二稿)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“葛根”の意味
《名詞》
葛の根。漢方として使用される。
(出典:Wiktionary)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“葛根”で始まる語句
葛根湯
葛根田