萎靡がっかり)” の例文
其を見ると、私は萎靡がっかりした。惜しいような気のする一方で、何故だか、まず好かったと安心した気味もあった。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
少しでも塵芥ごみが残っていると、掃直はきなおしを命ぜられるから、丁寧に奇麗にかなきゃならん。是が中々の大役の上に、時々其処らの草むしり迄やらされて萎靡がっかりする事もある。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)