“菟糸子”の読み方と例文
読み方割合
ねなしかずら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時に見失ったかと思うと、また空地あきちへ行ってひょっこり顔を出している。その空地には、上等な苜蓿うまごやしい荒すたちのよくない寄生虫、コレラのような菟糸子ねなしかずらが、赤ちゃけた繊維のひげを伸ばしている。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)