トップ
>
荔枝
>
れいし
ふりがな文庫
“
荔枝
(
れいし
)” の例文
芍藥培ひ得て全きも牡丹とならず、龍眼甚だ美なるも
荔枝
(
れいし
)
の味をなさずであるが、併し芍藥は芍藥の清艶、龍眼は龍眼の甘美をなすのである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
夏蜜柑
(
なつみかん
)
の冷やしたのが、丸い金色の切り口を上へ向けて、
切子硝子
(
きりこガラス
)
の
果物盃
(
カップ
)
の中にうずまっている。一
匙
(
さじ
)
ほどの
荔枝
(
れいし
)
のジャム。チューブからしぼりだした白い油絵具のような、もったりとした
生牛脂
(
クレエムフレェシュ
)
。
キャラコさん:05 鴎
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
荔
部首:⾋
9画
枝
常用漢字
小5
部首:⽊
8画